江戸時代から続く、もみじの庭園  山形市・もみじ公園

先月に昨年のもみじ公園の様子をお届けしましたが、本日は今年のもみじ公園の様子をお届けします!取材時期の関係上、昨年の写真とは景色が一味違います。紅葉は刻一刻と変わるものです、比較してお楽しみいただければと思います♪

 

もみじ公園 入口

 

もみじ公園は山形市中心部、ちょうど山形大学から程近いところにあります。

このもみじ公園、元々は真言宗・宝幢寺の庭園だったもので、1665年ごろに山形城本丸(現在の山形駅東側)から移築され、作られたそうです。現在は本堂はなく、書院と庭園の一部が残されるのみとなっていますが、明治以前までは広大な境内と庭園が広がっていたそうです。(ちなみに先月の記事でもご紹介しましたが、宝幢寺の本堂は現在、山形市薬師公園内にある国分寺薬師堂に移築されています。)

なおこの宝幢寺は代々、山形藩主・最上家の庇護を受けてきたため、御朱印1370石という京都の大寺院並みの力を持っていた格式高いお寺だったそうです。

 

閑話休題。

 

この日はあいにくの曇り空でしたが、多くの人が赤く色づいたもみじを写真におさめていました。

ちなみにこのもみじ公園は、紅葉の時期が異なるもみじが植えられているため、2-3週間と比較的長く紅葉を楽しむことができるそうです。

またもみじ公園のもみじは、吉野の京もみじが中心に植えられているそうです。東日本に多く見られるもみじは大ぶりであるのに対し、吉野の京もみじは葉が小ぶりです。そのため山形の中でも、もみじ公園で見られるもみじは一味違った風合いを見せてくれます。

 

 

 

話は変わって。

もみじ公園内には「清風荘」という書院があります。無料で見学できると聞き、筆者も入ってみました。

 

 

清風荘は書院造で作られた建物で、お殿様即ち最上家藩主が来る場所であるため、室内は上質な材料で作られています。また畳の敷き方・麩の取手の装飾など、ひとつひとつが「お殿様仕様」になっており、今も同じ様式のまま維持されています。ちなみに廊下は珍しい畳張りになっています。

 

 

そんな山形の由緒正しきもみじ公園。紅葉はあと1週間ほどだそうですが、紅葉が終わっても雪景色を楽しむことができるそうです。また清風荘にある茶室・宝紅庵では600円でお茶をいただくことができるそうです。お散歩がてら行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

※昨年のもみじ公園の様子はこちら

 

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《もみじ公園》

場所:山形市東原町2-16-7

時間:8:00~22:00(駐車場の利用時間)

定休:月曜日、年末年始

 

参考サイト:

◆WEB山形十二花月 -  もみじ公園(宝幢寺)

◆城下町やまがた探検隊 –  もみじ公園(宝幢寺跡)

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