専称寺と哀しきお姫様

 

こんにちは、ライターのちゃんしーです!
6月に入った途端、山形も天気がぐずつく事が多くなってきました…
外に出る際は傘を持ち歩くのを忘れられないですね。(ちゃんしーは先日、傘を忘れて見事ずぶ濡れになりました)

 

みなさん、「駒姫」というお姫様の名をご存知でしょうか?
駒姫は山形の武将 最上義光の娘に当たり、「東国一の美女」と有名であったと言われている人物です。

私は歴史が詳しいわけではないのですが、
歴史上の人物のエピソードを調べたり大河ドラマを見たりするのは好きでして、
駒姫も私の好きなお姫様のひとりです。

今回はそんな彼女を弔うお墓のあるお寺、専称寺に行ってまいりました。

専称寺は山形市の中心街 七日町商店街から歩いて10分ほどの場所にあります。
周辺はいわゆる寺町でとっても静かな雰囲気です。

専称寺

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なにやら入り口から雰囲気があります…
そしてなによりもこの説明板に注目していただきたい

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そうなのです。
駒姫は、あの天下人 豊臣秀吉の甥であり当時関白であった豊臣秀次の側室になるはずでした。
ですがいざ側室に!というタイミングであの「秀次切腹事件」が起こるわけです。
細かいことは省きますが、秀次切腹後、秀吉は秀次の妻子等約30名にも処刑命令を下しました。
その中に駒姫も入っていたのです。
まだ秀次に会ったこともなかったというのに…15歳で…むごい…

そして彼女の辞世の句

罪をきる 弥陀の剣にかかる身の なにか五つの さわりあるべき

すごくざっくり言えば、「罪を着せられ斬られるけれど私は何の罪も犯していないのだから極楽にいけることでしょう」的な意味ですね。(たぶん)

とりあえずそろそろ中に入って駒姫のお墓へ向かいましょう。

せんしょうじ

…えっと
専称寺です。
ちょっと私の撮影技術ではどうにも本堂が木々に隠れてしまって写せなかったんです…すみません。
ぜひとも実際に行って見てください!!

では先に進みます…

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あれ…?私は今、山の森林にいるんだっけ…?
なんて錯覚するような幻想的な雰囲気がありました。
こういう場所だいすきです、ときめきます。

そしてこの先に、駒姫のお墓があります。

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なんというか…

ちょっと泣きました。

説明板にもありましたが駒姫は処刑の時、武家の娘らしく堂々としていたと言われています。
そんな15歳の少女の姿を想像してみると、
悲しくて虚しくて心が痛くなるけれど、やはり強く美しい女性なのだと感じます。
すごく憧れます。

駒姫の死後すぐに、母親である大崎 夫人も後を追うように亡くなり
父である義光がのちに徳川側につくようになったのもこの件があったからだとも言われています。
駒姫の存在はそれだけ大きかったんですね…きっとたくさん愛されて育てられたのでしょう。
それが救いなのかもしれません。

 

最上家のことってあまりスポットを当てられて語られることは少ないですよね?
語られるとすれば悪役的立場なことが多いように感じますし…(独眼竜政宗の影響が強いらしいですが)
どうしても伊達や上杉の方にフォーカスされがち(上杉好きです)
だからこそ最上家のことを調べるといろいろ考え直すことがあったりして、
新しい目線で山形を見ることができるんじゃないかと個人的に思っております!

歴史なんて興味ないし難しい〜って方であっても
じつは七日町商店街から専称寺まで歩くと、
裏道にある喫茶店や雑貨屋さんなどおしゃれなお店を見つけられたりするんです(小声)
ですのでちょっと散策しつつ専称寺に立ち寄るのもいいかもしれませんね!

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